三回忌は「満2年」です|年忌法要の数え方と、いつまで営むか
しおん2026年08月25日
三回忌は、亡くなってから満2年です。
「三回忌だから3年後」と思っておられた方——間違えやすいところです。 実際、1年遅れて気づかれる方が毎年いらっしゃいます。
この記事でわかること
- 一周忌だけが例外という、数え方の仕組み
- 何年後が何回忌になるかの早見表
- いつまで営むのか(弔い上げ)
- 浄土真宗だけ二十五回忌がある理由
なぜ三回忌が「満2年」なのか
一周忌だけが、数え方の違う例外だからです。
- 一周忌 = 亡くなってから満1年の祥月命日。「一周」した日、という素直な数え方
- 三回忌から先 = 亡くなった年を1回目と数えます
亡くなった年が1回目。翌年(満1年)が2回目。その次の年(満2年)が3回目——だから三回忌は満2年です。
「回忌」は年数ではなく、命日を迎えた回数を数えていると考えると、間違えにくくなります。
早見表

| 法要 | 亡くなってから | 2026年に亡くなった場合 |
|---|---|---|
| 一周忌 | 満1年 | 2027年 |
| 三回忌 | 満2年 | 2028年 |
| 七回忌 | 満6年 | 2032年 |
| 十三回忌 | 満12年 | 2038年 |
| 十七回忌 | 満16年 | 2042年 |
| 二十三回忌 | 満22年 | 2048年 |
| 二十七回忌 | 満26年 | 2052年 |
| 三十三回忌 | 満32年 | 2058年 |
| 五十回忌 | 満49年 | 2075年 |
回忌の数字から1を引くと、満何年かがわかります。 七回忌なら7−1で満6年。十三回忌なら13−1で満12年です。
命日より後にならないように
法要の日取りは、祥月命日(亡くなった月日)当日が本来です。
ただ、平日にあたることも多いため、命日より前の土日に営むのが一般的です。
「命日を過ぎてから」は避けるのが通例です。 ご住職や親族の都合で難しい場合もありますが、まず前倒しで調整してみてください。
いつまで営むのですか

個別の年忌法要を締めくくることを弔い上げといいます。以後は、ご先祖さまとしてまとめてご供養します。
時期にはっきりした決まりはありません。 三十三回忌、または五十回忌を弔い上げとするのが一般的です。
近年は、七回忌や十三回忌までとされるご家庭も増えています。 参列できる方が減り、施主自身が高齢になるためです。
これは手抜きではありません。 続けられる形にすることのほうが、途中で立ち行かなくなるより、ずっと大事です。
迷われたら、菩提寺に「うちはどのあたりまで」と率直に相談してください。 たいてい、その地域とお寺の考え方を教えてくださいます。
浄土真宗では、二十五回忌があります
山口県は浄土真宗の多い地域ですので、ここは知っておいていただくと役に立ちます。
浄土真宗本願寺派では、年忌法要を次のように勤めます。
七回忌、十三回忌、十七回忌、二十五回忌、三十三回忌、五十回忌とお勤めし、以降は50年ごとにお勤めいたします
他の宗派で一般的な二十三回忌・二十七回忌がなく、代わりに二十五回忌が入ります。
ただし地域差があり、「二十五回忌を、二十三回忌と二十七回忌に分けて行われる場合もあります」とされています。お寺によって違いますので、確認が確実です。
法事の意味づけも違います
浄土真宗では、法要はこう位置づけられています。
定められた年の祥月命日をご縁として仏法に遇い、阿弥陀さまの恩徳に報謝する思いでお勤めする法要です
故人に功徳を送り届けるためではなく、遺された側が仏法に出遇う場という考え方です。「供養する」より「ご縁をいただく」に近い言い方をされるのは、このためです。
よくあるご質問
Q. 三回忌を1年間違えて、過ぎてしまいました。
A. 気づいた時点でお寺に相談してください。 珍しいことではありません。遅れて営んでも差し支えありませんし、次の七回忌に合わせる形にされる方もいらっしゃいます。
Q. 一周忌と三回忌は、どちらも必ず営むものですか。
A. 一周忌はきちんと営まれるご家庭が多いです。 三回忌以降は、ご家族の状況によって規模を小さくしていくのが一般的です。
Q. 同じ年に二人の法要が重なりました。
A. 併修(あわせて営むこと)ができます。 「〇〇の三回忌と、〇〇の七回忌を一緒に」という形です。ご住職に相談してください。命日の早いほうに日取りを合わせるのが通例です。
Q. 家族だけで営んでもいいですか。
A. 問題ありません。 三回忌以降は家族だけという方が増えています。人数よりも、営むこと自体に意味があります。
Q. お墓が遠くて、法要のたびに帰るのが難しいです。
A. 法要はお寺で、お墓参りは別の機会に——と分けることもできます。お墓のほうが負担になっているなら、近くへ移す(改葬)か、承継者の要らない形に変えるという選択肢もあります。
Q. お布施はいくら包めばよいですか。
A. 地域とお寺で幅があります。菩提寺に直接伺うのが確実です。 「皆さまどのくらいお包みになっていますか」と尋ねれば、失礼にはあたりません。
まとめ
- 三回忌は満2年。 一周忌だけが「満1年」の例外です
- 回忌の数字から1を引くと、満何年かがわかります
- 日取りは命日より前の土日に。過ぎてからは避けるのが通例
- 弔い上げは三十三回忌または五十回忌が一般的。近年は七回忌・十三回忌までも増えています
- 浄土真宗では二十五回忌を勤めます(地域によっては二十三・二十七に分けます)
出典
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続けられる形にすることが、いちばん大事です
法要を重ねるうちに、「この先どこまで続けられるだろう」と感じられる方は少なくありません。
それは不心得ではなく、現実的な感覚です。 お墓のことも同じで、無理のない形に整えておくほうが、結果的に長く手を合わせ続けられます。
樹木葬あじさい霊園では、見学だけでもお受けしています。その場で決めていただく必要はありません。
しおん(株式会社原田屋・山口県周南市)
公式サイト: しおん / 樹木葬あじさい霊園 / 運営: 株式会社原田屋
お電話: 0120-976-864
監修: 株式会社原田屋(山口県周南市・創業108年)
最終更新日: 2026-08-25

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