一般墓の費用は平均152万円|内訳3つと、樹木葬との差
しおん2026年08月29日
一般墓(墓石を建てるお墓)の平均購入価格は、152.0万円です。
株式会社鎌倉新書「第17回 お墓の消費者全国実態調査(2026年)」による数字です。同じ調査で、樹木葬は71.7万円。2倍以上の差があります。
ただ、大事なのは平均額そのものではありません。費用が3つに分かれていて、そのうち1つが見積もりから抜けやすいことです。
この記事でわかること
- 一般墓の費用の内訳3つ
- 見積もりで抜けやすい費用(ここでズレます)
- 樹木葬・納骨堂との総額の比べ方
費用は3つに分かれます

| 費目 | 何のお金か | 支払い |
|---|---|---|
| 永代使用料 | 墓地の区画を使う権利。土地を買うわけではありません | 最初に1回 |
| 墓石工事費 | 石材の代金と、加工・彫刻・設置の工事費 | 最初に1回 |
| 年間管理費 | 通路や水汲み場など、共有部分の維持管理 | 毎年ずっと |
永代使用料
土地を購入するのではなく、使用する権利を買うという点が、家や土地の売買と違います。
ですから転売できません。 お墓が不要になっても、原則として返還するだけで、お金は戻りません。
金額は立地でいちばん変わります。 同じ広さでも、都市部と郊外では何倍も差が出ます。
墓石工事費
石の種類と大きさで決まります。 国産の高級石材と輸入材では、同じ形でも価格が大きく違います。
ここで注意したいのが、民営墓地・寺院墓地では石材店が指定されていることが多い点です。相見積もりが取れないため、価格が適正かどうか比べる材料がありません。
公営墓地なら石材店を自由に選べます。 複数から見積もりを取れる、というのは実は大きな差です。
年間管理費 ← ここが抜けやすい
この3つ目が、見積もりから抜け落ちます。
最初にまとめて払う2つと違い、毎年かかり続けるからです。
年1万円なら、30年で30万円。次の代まで含めれば、さらに積み上がります。しかもお参りに行かなくても発生します。
滞納が続くと、墓地の規則によっては使用権が消滅することがあります。 ここは軽く見ないでください。
総額はこう比べてください

「最初にいくら払うか」だけで比べると、判断を誤ります。
| 一般墓 | 樹木葬 | |
|---|---|---|
| 平均購入価格 | 152.0万円 | 71.7万円 |
| 承継者 | 必要 | 不要(霊園が永代管理) |
| 年間管理費 | かかることが多い | 霊園による(当園は0円) |
| 墓石 | 建てる | 石板など |
出典は鎌倉新書「第17回 お墓の消費者全国実態調査(2026年)」です。同じ調査で、新しく購入されたお墓のうち樹木葬が47.4%を占め、もっとも多くなっています。
比べるときは、この式で揃えてください。
永代使用料 + 墓石工事費 +(年間管理費 × 想定年数)
30年で見るか、50年で見るかで、順位が入れ替わることがあります。
見積もりを取るときの確認点
「この金額以外に、あとから発生するものはありますか」——この一言を必ず聞いてください。
抜けやすいのは、次のようなものです。
- 彫刻代(家名は含まれても、戒名の追加彫刻が別料金のことがあります)
- 開眼供養のお布施(お寺にお渡しするもの。石材店の見積もりには入りません)
- 納骨のたびの費用(カロート開閉の作業費)
- 年間管理費(前述のとおり)
- 消費税(税抜表示か税込表示か)
一般墓を選ぶ理由も、ちゃんとあります
樹木葬を運営している立場ですが、一般墓が向いている方もいらっしゃいます。
- 代々続くお墓があり、継ぐ人もいる
- 家族全員が同じ場所に入りたい(人数の制限が実質ない)
- お参りの場所として、はっきりした形がほしい
- 菩提寺との関係を続けたい
承継者がいて、費用の見通しが立つなら、一般墓は合理的な選択です。 無理に新しい形にする必要はありません。
問題になるのは、継ぐ人がいないのに一般墓を建ててしまう場合です。20年後、30年後に墓じまいの費用が発生します。
よくあるご質問
Q. 152万円あれば足りますか。
A. 平均値なので、立地次第で大きく変わります。 都市部の墓地は永代使用料だけで数百万円になることもあります。お住まいの地域で実際に見積もりを取ってください。
Q. 永代使用料は返ってきますか。
A. 原則として返還されません。 お墓が不要になった場合は、墓石を撤去して更地に戻し、区画を返還する形になります(墓じまい)。
Q. 年間管理費を払わないとどうなりますか。
A. 墓地の規則によりますが、一定期間の滞納で使用権が消滅することがあります。 その後、無縁墳墓として手続きが進む場合もあります。払えない事情があるなら、放置せず管理者に相談してください。
Q. 墓石は自分で好きな石材店に頼めますか。
A. 公営墓地なら選べます。 民営・寺院墓地は指定されていることが多く、その場合は選べません。契約前に確認してください。
Q. 樹木葬に変えたくなったら、どうなりますか。
A. 改葬の手続きが必要です。 墓石の撤去費用と、新しい納骨先の費用がかかります。だからこそ、最初にどちらを選ぶかをよく考えていただきたいところです。
まとめ
- 一般墓の平均購入価格は152.0万円。樹木葬(71.7万円)の2倍以上
- 費用は永代使用料・墓石工事費・年間管理費の3つ
- 見積もりで抜けやすいのは年間管理費。 年1万円でも30年で30万円
- 比べるときは「使用料+工事費+管理費×年数」で揃える
- 承継者がいるなら、一般墓は合理的な選択です
出典
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総額で比べていただくのが、いちばんです
当園の料金は、区画使用料・永代管理料・石板彫刻を含めた総額で1霊290,000円(税込319,000円)から。年間護持費は0円です(2025年11月開設の第2区画の価格)。
内訳は樹木葬の費用相場と内訳ですべて公開しています。他の霊園と並べて比べてください。
しおん(株式会社原田屋・山口県周南市)
公式サイト: しおん / 樹木葬あじさい霊園 / 運営: 株式会社原田屋
お電話: 0120-976-864
監修: 株式会社原田屋(山口県周南市・創業108年)
最終更新日: 2026-08-29

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