お彼岸のお供え|のしの表書きと、おはぎを供える日

しおん2026年08月30日

2026年の秋のお彼岸は、9月20日(日)から26日(土)までです。

お彼岸が近づくと、ご相談が増えるのがお供えのことです。「のしに何と書けばいいのか」「おはぎはいつ供えるのか」——迷いやすいところを整理しました。

この記事でわかること

  • のしの表書きと水引
  • ぼたもちとおはぎの違い(実は同じものです)
  • 持参するときの渡し方と金額の目安
  • お墓に置いて帰ってはいけないもの

のしの表書きは「御供」

お彼岸のお供えののし

書き方
表書き(上段) 御供(おそなえ)/ 御仏前
下段 贈る方の、またはフルネーム
水引 黒白または双銀結び切り
濃い墨(薄墨は使いません)

「御供」と書けば、宗派を問わず使えます。 迷ったらこれです。

「御仏前」も使えます。 四十九日を過ぎた方へのお供えという意味なので、お彼岸には適しています。ただし四十九日前は「御霊前」——と言いたいところですが、浄土真宗では「御霊前」を使いません。 亡くなればすぐ仏になるという教えのためです。山口県は浄土真宗が多い地域ですので、迷ったら「御供」にしておくのが無難です。

水引は「結び切り」

一度きりであってほしいことに使う結び方です。ほどけて結び直せる蝶結びは、弔事には使いません。

色は黒白が一般的で、双銀でも構いません。関西や中国地方では黄白を使う地域もあります。

薄墨は使いません

薄墨は葬儀の香典の作法です。お彼岸のお供えは急な弔事ではないので、濃い墨で書きます。

ぼたもちとおはぎは、同じものです

材料も作り方も同じで、季節によって呼び名が変わります。

季節 呼び名 由来
春のお彼岸 ぼたもち(牡丹餅) 春に咲く牡丹の花から
秋のお彼岸 おはぎ(お萩) 秋に咲くの花から

ですから秋のお彼岸は「おはぎ」です。

小豆の赤い色には魔除けの意味があるとされ、お彼岸に供える習わしになりました。砂糖が貴重だった時代に、甘いものをご先祖さまに供えるという意味もあったと言われます。

こしあんと粒あんの違いも、本来は季節によるものでした。秋は収穫したての小豆で皮ごと使えるので粒あん、春は皮が硬くなるのでこしあん——という説明がよく知られています。現代は好みで選んで差し支えありません。

ご自宅へ持参するとき

紙袋や風呂敷から出して、両手でお渡しします。 袋のまま渡すのは略式です。

お仏壇に直接供えるのは、ご遺族に勧められてからにしてください。 まずご遺族にお渡しし、「お供えください」と一言添えるのが丁寧です。

金額の目安は3,000円〜5,000円程度が一般的とされています。ただし地域とお付き合いの深さで幅があります。 迷ったら、同じ立場の親族に合わせてください。

お墓に置いて帰らないでください

これは強くお伝えしたいところです。

食べ物をお供えしたら、お参りが終わったら必ず持ち帰ってください。

  • 動物に荒らされます。 カラス・タヌキ・イノシシが寄ってきます
  • お墓と、隣の区画まで汚れます
  • 腐敗して臭いが出ます
  • 墓地によっては規則で禁止されています

供えるという行為に意味があるので、手を合わせている間だけ置いて、帰るときに下げる——これで十分です。

お花とお線香は残して構いません。 枯れた花は、次にお参りする方が困らないよう、可能なら片付けてください。

よくあるご質問

Q. お彼岸に、お寺へお布施は必要ですか。

A. 彼岸会(ひがんえ)の法要に参加される場合は、お包みするのが通例です。 表書きは「御布施」。金額は地域とお寺で幅があるので、「皆さまどのくらいお包みになっていますか」と尋ねて構いません。

Q. お供えは何がよいですか。

A. 日持ちのするものが喜ばれます。個包装のお菓子、果物、お線香、ろうそくなど。生ものは避けてください。 ご遺族が食べきれずに困ることがあります。

Q. お彼岸に納骨してもいいですか。

A. 問題ありません。 親族が集まりやすい時期なので、選ばれる方も多いです。ただしお寺も墓地も混み合いますので、早めに予約してください。

Q. お彼岸に結婚式やお祝い事は避けるべきですか。

A. お彼岸は忌み日ではありません。 仏教行事であって、縁起の悪い日ではありません。気にされる方がいらっしゃる場合は配慮を、という程度です。

Q. 遠方で行けません。

A. 無理をされなくて大丈夫です。ご自宅で手を合わせるだけでも十分ですし、どうしてもお墓の状態が気になるなら、代行という方法もあります。

まとめ

  • 2026年の秋のお彼岸は9月20日(日)〜26日(土)
  • のしの表書きは「御供」が万能。水引は黒白か双銀の結び切り濃い墨
  • ぼたもちとおはぎは同じもの。 秋は「おはぎ」
  • 食べ物はお参りが終わったら必ず持ち帰る。 動物に荒らされます
  • 迷ったら「御供」、そして同じ立場の親族に合わせる

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作法より、行かれることのほうが大事です

のしの書き方も、おはぎの由来も、知っていれば安心という程度のものです。

間違えたからといって、供養が損なわれることはありません。 ご先祖さまを思い出して手を合わせる、そちらのほうがずっと大事です。

お彼岸に行けそうにない、お墓の状態が気になる——そんなときはご相談ください。

しおん(株式会社原田屋・山口県周南市)

公式サイト: しおん / 樹木葬あじさい霊園 / 運営: 株式会社原田屋

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監修: 株式会社原田屋(山口県周南市・創業108年)

最終更新日: 2026-08-30

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