2026年秋のお彼岸はいつ?日程とお墓参りの作法
しおん2026年08月22日
2026年の秋のお彼岸は、9月20日(日)から9月26日(土)までです。中日(ちゅうにち)は秋分の日の9月23日(水)にあたります。
初日と最終日が土日なので、お墓参りの日程は組みやすい年です。
お彼岸は、お盆とは意味が違います。お盆が「故人をお迎えする」期間なのに対し、お彼岸は「こちらから向かう」期間です。この違いを知ると、お参りの受けとめ方が変わります。
この記事でわかること
- 2026年秋のお彼岸の日程と、彼岸入り・中日・彼岸明けの意味
- なぜ春分・秋分に行うのか(仏教の教えに理由があります)
- 宗派による考え方の違い(浄土真宗では「讃仏会」と呼びます)
2026年の秋のお彼岸は、いつですか?

秋分の日は、年によって変わります。 天文学的に決まるため、9月22日になる年も9月23日になる年もあります。2026年は内閣府の「国民の祝日について」で9月23日(水)と定められています。
お彼岸は、春分・秋分を中日として、その前後3日ずつの7日間です。初日を彼岸入り、最終日を彼岸明けと呼びます。
なぜ、春分・秋分にお彼岸を行うのですか?
理由は2つあります。
語源は「到彼岸」
「彼岸」は、サンスクリット語のパーラミター(波羅蜜多)に由来します。「さとりの境界に到達した」という意味です。
煩悩や迷いの世界である此岸(しがん)を離れ、さとりの境地である彼岸に到達する——それが「到彼岸」です。
太陽が真東から昇り、真西に沈む日だから
春分・秋分の日は、太陽が真東から昇って真西に沈み、昼と夜の長さが等しくなります。
この状態が、仏教の中道(どちらにも片寄らない)という教えに合致するため、この日に法会(彼岸会)を行うとされています。
浄土真宗では、さらに別の受けとめ方をします。古来「東から西へ沈む太陽を人生になぞらえ、朝日が昇る東に誕生を、夕日が沈む西に死を感じてきた」とされ、阿弥陀仏が西方に浄土を開かれたことと結びつけて受けとめられています。
真西に沈む夕日の先に、浄土がある——という感覚です。
お盆とお彼岸は、何が違いますか?

お盆は、故人が帰ってこられるのをお迎えし、送り出す期間です。迎え火・送り火があるのはそのためです。
お彼岸には、迎え火も送り火もありません。 故人が来られるのではなく、こちらが向かう期間だからです。
そのため、お彼岸のほうがお墓参りそのものが中心になります。お盆のように精霊棚を用意したり、僧侶に棚経を頼んだりする必要もありません。気負わずに行けるのがお彼岸です。
宗派によって、考え方は違いますか?
違います。
多くの宗派では、彼岸に至るための実践として六波羅蜜(ろくはらみつ)——布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧——の教えが説かれます。7日間のうち中日を除く6日を、それぞれの徳目にあてる考え方もあります。
浄土真宗では、お彼岸を「讃仏会(さんぶつえ)」とも呼びます。
浄土真宗本願寺派は、この期間を「阿弥陀さまの摂取不捨(せっしゅふしゃ)のおはたらきを喜び」讃嘆する機会と説明しています。自力で修行して彼岸に至るのではなく、すでに届いているはたらきに気づく——という受けとめ方です。
お墓参りについても、忙しい日常のなかでお参りをご縁に「なまんだぶつ」とお念仏をいただくことで、親のご恩に気づき、仏法との出会いを感謝する機会とされています。
山口県は浄土真宗のご門徒が多い土地です。 「六波羅蜜の修行をしなければ」と気負う必要はありません。
お墓参りの持ち物と、秋ならではの注意

秋のお彼岸で、実際にご相談を受けることを挙げておきます。
9月下旬はまだ暑い日があります。 お盆ほどではありませんが、日中は30度を超えることがあります。ご高齢の方と行かれるなら、朝の時間をおすすめします。
夏に伸びた雑草が残っています。 お盆のあと、9月まで手つかずだと草が育っています。軍手と鎌をお持ちください。当園のように霊園側で草刈りをしている場合は不要ですが、公営墓地や地域の共同墓地では、区画ごとの管理が原則です。
彼岸花(ヒガンバナ) は、ちょうどこの時期に咲きます。「墓地に多い花」という印象がありますが、これはかつて土葬の時代に、球根の毒で動物が掘り返すのを防ぐために植えられたためだと言われています。お供えとして持参されるものではありません。
お供えは何がよいですか?
秋は「おはぎ」、春は「ぼたもち」とされます。同じ食べ物ですが、秋の萩(はぎ)の花、春の牡丹(ぼたん)の花にちなんだ呼び分けだと言われています。
そのほか、故人の好きだったもの、季節の果物、日持ちのする菓子などで構いません。
お供えした食べ物は、必ずお持ち帰りください。 そのままにすると動物に荒らされます。カラスや猪が墓所を荒らす原因になり、他のご家族にも迷惑がかかります。
お彼岸にお墓参りへ行けないときは
行けないことを気に病む必要はありません。お参りの時期に決まりはないので、都合のよい日に伺えば十分です。
毎年行けない状態が続いている場合は、お墓のあり方そのものを考える時期かもしれません。そちらはお盆にお墓参りへ行けないとき|うしろめたさと現実的な選び方にまとめました。
よくあるご質問
Q. お彼岸は何日目にお参りするのがよいですか?
A. 決まりはありません。中日(秋分の日)にお参りする方が多く、その分混みます。前後の日を選ぶとゆっくりお参りできます。
Q. お彼岸に法要をお願いすべきですか?
A. 必須ではありません。ご家族でお墓参りをするだけで十分です。お寺で彼岸会が営まれる場合は、参列するという形もあります。
Q. 初めてのお彼岸は特別ですか?
A. 初盆(はつぼん)のような特別な決まりは、お彼岸にはありません。四十九日を過ぎていれば通常どおりで構いません。初盆については初盆(新盆)の準備と当日の流れをご覧ください。
Q. お彼岸に引っ越しや結婚式をしてもよいですか?
A. 差し支えありません。お彼岸は仏道を思う期間であって、忌み日ではありません。真宗大谷派は、日の吉凶にとらわれることを「仏教とは関係のない迷信」としています。
Q. 秋分の日はなぜ年によって変わるのですか?
A. 秋分の日は、太陽が秋分点を通過する日として天文学的に決まるためです。前年に閣議決定され、官報で公表されます。
まとめ
- 2026年の秋のお彼岸は9月20日(日)〜26日(土)。中日は秋分の日の9月23日(水)
- 彼岸は「到彼岸」の意味。春分・秋分は太陽が真東から昇り真西に沈み、昼夜が等しくなる日で、仏教の中道の教えに合致する
- お盆は故人をお迎えする期間、お彼岸はこちらから向かう期間。 迎え火・送り火はなく、気負わずお参りできる
出典
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お彼岸の時期は、園内が過ごしやすくなります
夏の暑さが少し落ち着いて、園内を歩いていただきやすい季節です。
樹木葬あじさい霊園は周南市下上の丘の上にあり、まわりは山です。あじさいの見頃は6月ですが、秋は秋で静かな時間が流れています。
ご見学は1組ずつご案内しています。宗旨・宗派は問いません。お参りのついででも、お茶を飲みに寄っていただくだけでも構いません。
樹木葬あじさい霊園(山口県周南市下上2215-1・岩屋寺の境内/JR新南陽駅から車で約9分)
公式サイト: 樹木葬あじさい霊園 / 運営: 株式会社原田屋
お電話: 0120-976-864
監修: 株式会社原田屋(山口県周南市・創業108年)
最終更新日: 2026-08-22

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