岩屋寺とは|周南市の第16番札所と境内の樹木葬は檀家不要

しおん樹木葬2026年09月26日

樹木葬あじさい霊園は、山口県周南市下上(しもかみ)にある岩屋寺(いわやじ)というお寺の境内をお借りして運営しています。経営主体は宗教法人 岩屋寺、運営しているのは株式会社原田屋です。境内にあるお墓ですが、宗派の指定はなく、檀家(門徒)になっていただく必要はありません。年間の護持費もいただいていません。

お寺の墓地と聞いて、まず「檀家にならないといけないのでは」と心配される方がとても多いです。見学にいらっしゃった方が、ほぼ必ず口にされます。次に多いのが「宗派が違うと入れないのでは」。

その心配から先に解いておきたくて、この記事を書きました。あわせて、そもそも岩屋寺がどんなお寺なのかも書いておきます。

この記事でわかること

  • 岩屋寺がどんなお寺で、誰が経営しているお墓なのか
  • 境内のお墓でも、檀家にならず宗派も問われないこと
  • 費用の総額と、その外にある納骨式のお布施のこと
  • 経営はお寺、窓口は株式会社という形になっている理由(法律の根拠つき)
  • 場所と行き方、お墓の中身、費用、10月25日(日)に本堂へ上がれること

岩屋寺は、どんなお寺ですか

岩屋寺は、周南市下上にある真言宗の寺院です。周防国三十三観音霊場の第16番札所にあたります。

ご本尊は木造聖観音菩薩立像です。周南市の公式観光サイトによれば、桧材の寄木造りで像高は100.2cm、鎌倉中期から後期の作と推定されています。周南市の指定文化財です。秘仏で、巳年の春に3日間だけ開帳されます。ふだんは拝観できません。

お寺に伝わる記録では、裏山で見つかった一体の仏像を安置するために草堂を設けたのが、岩屋寺のはじまりだと伝えられています。創建の年までは、確かな記録が残っていません。

境内には、中世の石造塔婆である岩屋寺笠塔婆も残っています。永禄二年(1559年)の銘が入った金銅柄香炉もあり、こちらも周南市の指定文化財です。少なくとも戦国時代には、この場所にお寺があったことになります。

札所の霊場は、いまの山口県のうち岩国市から山口市までの範囲に、三十三か所あります。岩屋寺はその16番目です。

そのお寺の境内に、樹木葬あじさい霊園が開園したのが2021年12月16日です。もとは田んぼでした。

ご菩提を弔うために植えたあじさいが、いまは約200株になりました。シンボルツリーは桜です。草の丈や枯れた花のことがあるので、基本的に毎日、手を入れています。

樹木葬あじさい霊園の全景。あじさいが咲く初夏に撮影した写真です

境内のお墓なのに、檀家(門徒)にならなくていいのですか

なりません。宗派の指定もありません。

お寺の墓地を紹介する記事には、「境内にある墓地の場合は、檀家になることを求められる施設もある」という但し書きがよく付いています。一般論としては、そのとおりです。だから読者が心配されるのも当然だと思います。

ただ、あじさい霊園はそうしていません。ご契約のときに宗派をお尋ねすることはありませんし、入檀のお願いもしていません。年間の護持費は0円です。キリスト教の方も、特に信仰をお持ちでない方も、実際にお入りになっています。

お参りの作法も、ご家族のやり方でかまいません。手を合わせる形をこちらから指定することはありません。

ひとつ、正直にお伝えしておくことがあります。納骨式では、岩屋寺のご住職に真言宗の作法でお経をあげていただきます。その際、お寺へのお布施を別途お包みいただく形になっています。

これは「真言宗に改宗する」という意味ではありません。 他のお墓から移ってこられる場合、手続き上は「改葬」であって、ご自身の宗派が変わるわけではありません。

お布施の金額の目安は、ご見学の際にお伝えしています。一度目の納骨式と、二度目からとで金額が変わり、二度目からは軽くなります。

墓苑の特徴をもう少し細かく知りたい方は、樹木葬あじさい霊園の特徴にまとめてあります。

経営はお寺、窓口は株式会社。なぜ分かれているのですか

法律の仕組みから、そうなっています。

墓地を経営するには、墓地、埋葬等に関する法律 第10条第1項にもとづく許可が必要です。あじさい霊園は、周南市の許可を受けた霊園です。

そして国の指針では、墓地の経営主体は地方公共団体が原則で、それによりがたい事情がある場合でも、宗教法人か公益法人等に限られるとされています。理由として挙げられているのが「永続性及び非営利性の確保の観点から」という一文です(厚生省生活衛生局長通知「墓地経営・管理の指針等について」平成12年12月6日 生衛発第1764号)。

つまり、株式会社が墓地の経営主体になることはできません。これはあじさい霊園に限った話ではなく、民営とよばれる霊園すべてに共通する仕組みです。「民間の会社が運営する樹木葬」と紹介されている霊園も、どこかの宗教法人が経営主体として関わっています。

ですから、あじさい霊園の経営主体は宗教法人 岩屋寺です。お墓を永く守る責任を負うのは岩屋寺で、株式会社原田屋は、その販売と日々の管理業務を担っています。ご相談を受け、ご案内し、草を刈り、お参りの日にお迎えするのが当社の役目です。

同じ指針は、宗教法人が墓地を経営する場合に、その法人の規則へ墓地経営を公益事業として明記しておくことと、理事会などで墓地経営を決議した書類があることを求めています。思いつきで始められる事業ではない、ということです。

お電話やご来店でお話しするのは原田屋の人間ですが、ご契約いただくお墓の経営主体はお寺です。ここは契約の前にご確認いただいて構いませんし、書面でもお示しします。

この構造を知っておくと、他の霊園を見るときにも役立ちます。「経営主体はどこですか」と尋ねてみてください。

お墓は、一定期間のあとに合祀されませんか

なりません。個別の区画は、永代そのままです。

樹木葬には、十三年や三十三年といった期間を区切って、そのあとは合祀墓へ移す方式もあります。あじさい霊園は、その移し替えをしません。

埋葬は、ご遺骨を粉骨して土に直接お還しする方式です。骨壺には入れません。

そのため、ご遺骨を取り出すことはできますが、粉骨したご遺骨は土と混ざっています。お戻しするときは、土と混ざった状態でのお戻しになります。その点をご理解いただけるのであれば、取り出しは可能です。

このあたりは契約書のどこを見れば確かめられるのか、合祀されない樹木葬とは?契約書で確認すべき5つの条項に条項ごとに書いています。他の霊園を検討されている方にも、同じ見方で使っていただけます。

第2区画の石板。彫刻を入れる前の状態です

場所はどこで、車で上まで上がれますか

霊園の所在地は、山口県周南市下上2215-1(〒746-0082)です。読みは「シモカミ」です。カーナビには、この番地をそのまま入れてください。

目印は「JA山口県 徳山支所」様の隣にある案内看板です。ここを入っていただきます。

園の上まで、車で上がっていただけます。駐車は約20台分です。足元にご不安のある方は、上まで車を入れてください。それでもご心配があれば、お電話でご相談いただければ、当日の動きを一緒に決めます。

写真つきの道順はあじさい霊園への行き方にあります。会社の住所(周南市本町2丁目15)とは別の場所ですので、そこだけお気をつけください。

なお、園にお迎えできる人間がいる時間は、ご予約で決めています。事前に0120-976-864へお電話いただければ、その時間に合わせてお待ちしています。お参りそのものは、私たちがいない時間でもしていただけます。

「樹木葬あじさい霊園」の看板。初夏に撮影した写真です

費用はいくらですか

1霊で290,000円(税込319,000円)です。霊園にお支払いいただく費用は、これで全部です。

内訳をお伝えします。

区画の使用料が230,000円(税込253,000円)です。
石板に文字を彫る費用が、白い石板で30,000円(税込33,000円)です。
永代管理料が30,000円(税込33,000円)で、こちらは最初の一度だけいただきます。

永代管理料は、この総額に含まれています。当社からあとで追加のご請求をすることはありません。年間の護持費も0円です。

ひとつだけ、この総額の外にあるものがあります。納骨式でお寺にお包みいただくお布施です。金額の目安は、ご見学のときにお伝えしています。

お二人でお入りになる場合の費用も、ご見学のときにお出しします。お布施は納骨のたびになりますが、二度目からは一度目より軽くなります。

※2025年11月開設の第2区画の価格です。

第1区画は約180区画で、2025年10月に完売しました。いまお申し込みいただけるのは第2区画です。

外部のポータルサイトや過去の記事に、開園当初の古い価格が残っていることがあります。正式な価格は、上の金額です。ご不明なときは、お電話でお確かめください。

費用の考え方や、他の霊園を見るときの内訳のたずね方は樹木葬の費用相場と内訳に書いています。

第1区画。山を背にした一角で、2025年10月に完売しました。夏に撮影した写真です

10月25日は、本堂に上がれますか

上がれます。

2026年10月25日(日)10:00〜16:00、あじさい霊園で見学会を開きます。11:00〜12:00は、岩屋寺の本堂で吹奏楽のオータムコンサートです。

靴を脱いで畳に上がり、椅子に座って聴く1時間です。ふだん本堂に入る機会は、なかなかないと思います。

入場は無料。雨でも開きます。ご予約なしでもお越しいただけます。お墓をお探しでない方も、音楽だけ聴いてお帰りいただいて構いません。

当日の時間割は10月25日(日)の見学会のご案内にまとめています。個別にご案内をご希望の方は、0120-976-864(受付9:00〜17:00)へお電話ください。

よくあるご質問

Q. 宗派が違っても申し込めますか?

A. はい。宗派の指定はありません。ご信仰をお持ちの方も、特にお持ちでない方も、同じ条件でお申し込みいただけます。

Q. 檀家になったり、毎年お布施を納めたりする義務はありますか?

A. ありません。入檀の手続きも、毎年のお布施もいただいていません。年間の護持費は0円です。なお納骨式では岩屋寺のご住職にお経をあげていただき、その際にお寺へのお布施をお包みいただく形になっています。

Q. お墓の経営者は、岩屋寺と原田屋のどちらですか?

A. 経営主体は宗教法人 岩屋寺で、株式会社原田屋が販売と管理業務を担っています。周南市の許可を受けた霊園です。

Q. 問い合わせは、お寺にすればよいですか?

A. いいえ、株式会社原田屋へお願いします。ご相談・ご見学・ご契約の窓口は、すべて当社です。ご住職にお取り次ぎいただく必要はありません。

Q. お参りのついでに、岩屋寺にもお参りできますか?

A. できます。周防国三十三観音霊場の第16番札所です。ただしご本尊は秘仏で、開帳は巳年の春の3日間だけです。ふだんは拝観できません。堂内に入られたい場合はお寺のご都合がありますので、お越しになる前にお電話でご相談ください。

まとめ

  • 岩屋寺は周南市下上の真言宗の寺院で、周防国三十三観音霊場の第16番札所。ご本尊の木造聖観音菩薩立像は周南市の指定文化財
  • 樹木葬あじさい霊園は、その岩屋寺の境内にある。2021年12月16日開園、あじさい約200株、シンボルツリーは桜
  • 経営主体は宗教法人 岩屋寺、販売と管理業務は株式会社原田屋。周南市の許可を受けた霊園
  • 境内のお墓だが、宗派の指定なし・檀家(門徒)になる必要なし・年間護持費0円。納骨式のお布施だけ別途
  • 個別区画は永代のまま。一定期間後の合祀はしない。粉骨して土にお還しするため、取り出しは土と混ざった状態でのお戻しになる
  • 費用は1霊の総額290,000円(税込319,000円)。所在地は周南市下上2215-1、園の上まで車で上がれる(約20台)

出典(いずれも2026年9月25日確認)

関連記事


▼寺のこと、仕組みのこと、どちらからでもお答えします(ご相談・打ち合わせは無料)

樹木葬あじさい霊園 公式サイト

お電話: 0120-976-864(株式会社原田屋・〒745-0036 山口県周南市本町2丁目15)

※霊園の所在地は山口県周南市下上2215-1です。会社の住所とは別の場所です。

監修: 株式会社原田屋(山口県周南市・創業108年)
最終更新日: 2026-09-26

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


© 2025 HARADAYA OFFICIAL BLOG