下松市で海洋散骨を考えたら|お引き取り無料、費用と改葬の順番

海洋散骨2026年09月07日

下松市から海洋散骨をお考えなら、費用は代行(委託)散骨が60,000円(税抜・税込66,000円)〜、貸切(チャーター)が150,000円(税抜・税込165,000円)〜です。粉骨・献花・写真撮影・骨壺の処分まで、この金額に含まれます。

お墓に納めてあるご遺骨を海へお還しする場合は、その前に改葬許可の手続きが必要です。下松市の窓口は環境推進課 環境保全係(0833-45-1826)です。

この記事でわかること

  • 下松市から周南の拠点までの距離感と、散骨当日までの流れ
  • 費用の内訳と、代行・貸切の選び分け方
  • 改葬許可と散骨の日程、どちらを先に決めるべきか

下松市から周南の拠点まで、どのくらいですか?

市境をまたぐだけの距離です。

下松市は山口県の南東にあり、瀬戸内海に面しています。東は光市と周南市に、北と西は周南市に接しています(下松市「市のプロフィール」)。

周南海洋散骨センター(株式会社原田屋)の拠点は、その隣の周南市です。ご相談やお打ち合わせのために、県外まで足を運んでいただくような距離ではありません。

そして散骨する海も、下松の方が日ごろ目にしている瀬戸内海です。

「知らない海に撒くのは気が進まない」——散骨を考えるときに引っかかりやすいところですが、下松市にお住まいの方の場合、この点はあまり当てはまりません。日ごろ眺めておられる同じ内海が、お見送りの場になります。

なお、実際にどの海域へ出るかは、天候・航路・当日の海の状況をふまえて決まります。「この場所で」というご希望がある場合は、お申し込み前にご相談ください。

当日までの流れは、どうなりますか?

ご相談から記録のお渡しまで、大きく6つの段階に分かれます。

下松市からの海洋散骨、6つのステップ

1. ご相談 — お電話またはサイトから。ご相談だけ、見積もりだけでも構いません。

2. ご遺骨をお預けいただく — 方法は次の章でご説明します。

3. 粉骨 — 「散骨に関するガイドライン(散骨事業者向け)」は、焼骨について「その形状を視認できないよう粉状に砕くこと」としています(位置づけは後述)。当センターでは粉骨まで料金に含んでいます。

4. 日程と海域を決める — 海の上の行事ですので、天候によっては延期になります。命日ちょうどにこだわらず、候補日を2つ持っておくと当日慌てません。

5. 出航・散骨 — 献花を添えてお見送りします。当日の様子は写真に残します。

6. 記録のお渡し — 散骨した海域の位置を記録してご報告します。あとから「どこに還ったのか」をたどれる形にしてお渡しします。

その後、散骨した海域へ船でお参りするメモリークルーズをご利用いただけます。お墓参りの代わりになる場所を、海の上に持っておいていただく形です。

海洋散骨そのものの基本は海洋散骨とは?費用・流れ・注意点にまとめています。

ご遺骨は、どうやってお預けすればいいですか?

一般に、散骨事業者へご遺骨をお渡しする方法は、大きく3つに分かれます。どの形が取れるかはご事情によって変わりますので、お申し込み前にご確認ください。

① お持ち込み — ご家族が直接お預けになる方法です。下松市から周南市までなら、市境を越えるだけの距離です。

② 配送 — 配送でお預けする形です。梱包の仕方や送り方には決まりごとがありますので、自己判断で送らず、事前にご相談ください。

③ お引き取り — ご高齢で外出が難しい、車がない、といった事情がある場合は、ご自宅までお引き取りにうかがいます。下松市内であれば、お引き取りに費用はいただいていません。周南市の隣接市で、移動の負担がほとんどないためです(片道60分ほどかかる山口市・岩国市は10,000円・税抜をいただいています)。

いずれの場合も、火葬済みであることを確認できる書類(火葬許可証や改葬許可書の写しなど)を求められるのが通例です。お手元にない場合も、探し方からご相談いただけます。

費用はいくらかかりますか?

散骨の料金は、代行か貸切かで変わります。
代行(委託)散骨は、60,000円(税抜・税込66,000円)〜です。
貸切(チャーター)散骨は、150,000円(税抜・税込165,000円)〜です。

下松市内のご遺骨お引き取りは、無料です。

料金には、粉骨・献花・写真撮影・骨壺の処分が含まれます。「粉骨は別料金」ではありません。

骨壺の処分まで含めているのは、散骨のあとに空の骨壺が家に残る、ということがないようにするためです。

上の金額は「〜」付きの基準額です。ご希望の内容によって変わりますので、最終的な金額はお見積もりでご確認ください。

代行散骨と貸切散骨の違い

代行と貸切、どちらを選べばいいですか

ご家族が海の上で手を合わせたいなら、貸切です。乗船して、ご自身の手で献花までしていただけます。

ご高齢の方が多い、ご親族が県外に散っている、という場合は代行をおすすめしています。無理に日程を合わせて集まらなくても、当日の写真と海域の記録で、あとから同じ景色を共有できます。

「まず代行でお還しして、落ち着いたころに家族でメモリークルーズ」という組み合わせ方もできます。

粉骨だけを詳しく知りたい方は粉骨とは?費用と方法をご覧ください。

お墓のご遺骨を散骨するとき、下松市では何が要りますか?

お墓に納めてあるご遺骨を取り出して散骨する場合、先に改葬許可の手続きが要ります。火葬したばかりのご遺骨(まだお墓に納めていないもの)なら、この手続きは不要です。

下松市の窓口は環境推進課 環境保全係(0833-45-1826)。市の案内では、市内のお墓から市内外へ移す場合、『改葬許可申請書』を環境推進課へ提出し、『改葬許可書』の交付を受けたうえで、移動先の墓地等管理者へ提出する流れとされています。手数料は市サイトに記載がないため、窓口へご確認ください(下松市「墓地について【環境推進課環境保全係】」)。

散骨で気をつけたいのは、この手続きに散骨自体の日程が引きずられることです。船は天候待ちが前提ですので、許可書が手元にない状態で日を決めると、二重に押します。順番は「改葬許可 → 日程調整 → 出航」と覚えておいてください。

下松市営墓地を使っていた場合の注意点

下松市営墓地の使用者で、改葬にともなって区画が不要になった場合は、区画を当初の状態(更地)へ戻したうえで『墓地返還届』を提出する手続きが必要です。

市サイトは、墓石撤去など区画を更地にするための費用が使用者本人の負担になること、使用料は原則として返還されないこと(市が使用を許可した日から1年以内に返還した場合に限り、納付済み金額のおよそ2分の1を還付)を案内しています。

散骨の側から見て効いてくるのは、石材店に解体を依頼する期間です。工事の順番待ちが読めないと出航日も決められませんので、日程を決める前にここを見ておいてください。

申請書の書き方・添付書類・周南市や光市の窓口とあわせた詳細は改葬許可申請のやり方|周南市・下松市・光市の窓口と必要書類にまとめています。

下松の海に撒くのは、法律的に大丈夫ですか?

海洋散骨そのものを禁じる法律はありません。

「墓地、埋葬等に関する法律」(昭和23年法律第48号)は、埋葬と焼骨の埋蔵・収蔵について定めた法律で、散骨を直接規制する条文を置いていません。

事業者の目安になるのが「散骨に関するガイドライン(散骨事業者向け)」です。これは令和2年度厚生労働科学特別研究事業「墓地埋葬をめぐる現状と課題の調査研究」の研究報告書としてまとめられ、厚生労働省のサイトに掲載されているものです。これ自体は法令ではなく、罰則を伴うものでもありませんが、散骨の場所・焼骨の形状・契約の方法など、事業者が守るべき事柄が示されています。

また、散骨を規制する条例を持つ自治体は全国に点在していますが、山口県内の市町は含まれていません(地方自治研究機構「散骨を規制する条例」2026年4月1日更新時点)。

ただし「条例がない=どこに撒いてもよい」ではありません。海水浴場や漁場、養殖場の近くを避ける、陸地から十分に離れる、粉状にする——このあたりは事業者の判断で守るべき部分です。

法律の考え方は海洋散骨は違法?法律とルール、ガイドラインの中身は厚生労働省「散骨に関するガイドライン」8項目で解説しています。

全部撒いてしまって、よいのでしょうか

ここは、迷われる方の多いところです。

ご遺骨は、全部を撒く必要はありません。 一部を小さな骨壺やペンダントに残す手元供養と組み合わせることができます。

あとから撒くことはできますが、あとから戻すことはできません。 迷いがあるうちは、残す側に倒しておくほうが安全です。

残した分の行き先を決めておきたい場合、周南市の樹木葬あじさい霊園(周南市下上2215-1)という選択肢もあります。総合計319,000円(税込)で、内訳は区画253,000円・永代管理料33,000円・石板(白)33,000円。永代管理料はこの総合計に含まれ、年間管理費はかかりません。 個別区画ですので、合祀されることもありません。

「海に還す分」と「手を合わせる場所に残す分」を分けて考えると、話がまとまりやすくなります。

よくあるご質問

Q. 下松市に住んでいなくても頼めますか?

A. 下松市外にお住まいの方や、ご親族が県外という形でもご相談いただけます。ご遺骨のお預け方法や当日の段取りはご事情によって変わりますので、まずはお問い合わせください。

Q. お墓から出したご遺骨は、土がついていても大丈夫ですか?

A. 長く土中にあったご遺骨は、状態によって扱いが変わります。土や水分を多く含んでいる場合、乾燥などの下処理が必要になることがありますので、お預けの前にご相談ください。

Q. 改葬許可の手数料はいくらですか?

A. 下松市の公式サイトには金額の記載がありません。下松市 環境推進課 環境保全係(0833-45-1826)へご確認ください。

Q. 天候が悪かったら、費用はどうなりますか?

A. 安全を最優先に日程を調整します。延期になったときの取り扱いは契約内容によりますので、遠方のご親族が来られる場合は特に、お申し込み前にご確認ください。

Q. 散骨したあと、お参りはどこですればいいですか?

A. 散骨した海域へ船で向かうメモリークルーズをご利用いただけます。海域の位置は記録してお渡ししますので、お参り先の目印になります。

まとめ

  • 下松市は周南市と隣接。拠点も散骨する海も、市境をまたいだすぐ先の瀬戸内海です
  • 費用は代行60,000円(税抜・税込66,000円)〜、貸切150,000円(税抜・税込165,000円)〜。粉骨・献花・写真撮影・骨壺の処分まで込み
  • お墓のご遺骨を撒くなら、先に下松市 環境推進課 環境保全係(0833-45-1826)で改葬許可書の交付を受ける。順番は「改葬許可 → 日程調整 → 出航」。市営墓地なら、更地に戻したうえで『墓地返還届』も必要

出典

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▼下松市からの海洋散骨・改葬のご相談(無料)

周南海洋散骨センター 公式サイト

お電話: 0120-976-864(株式会社原田屋・山口県周南市本町2丁目15)

監修: 株式会社原田屋(山口県周南市・創業108年)
最終更新日: 2026-09-04

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